全司法新聞 2023年7月5日号(2404号) |
 |
 |
事務官の処遇改善、デジタル化に関する施策、
メンタルヘルス対策など、全司法の主張を踏まえた要求前進
2023年諸要求貫徹闘争
全司法本部は6月5日〜8日、諸要求貫徹闘争におけるまとめの交渉を実施しました。最重点要求のうち、事務官全般の処遇改善、デジタル化に関する各種施策、裁判事務における文字の取り扱い、ストレスチェックを活用した職場環境改善、始業前等の超勤実態把握など、様々な課題で要求前進や足がかりとなる回答がありました。これらを踏まえ、本部は7月14日に予定していた「プレート行動」の中止を提案しました。
また、人事局長交渉に先立って、全54支部からの要請書、「定年年齢の段階的引上げのもとで昇格の到達点維持を求める署名」2123筆(第1次集約分)、速記官の養成再開署名3041筆を提出しました。
|
 |
「始業前」含め適切な勤務時間の管理を徹底、
ストレスチェックの活用で足がかり
最高裁人事局長交渉
全司法本部は6月6日、諸要求貫徹闘争における最高裁人事局長交渉を実施しました。交渉では、3回にわたる人事局総務課長との交渉結果等をふまえ、要求前進にむけて最高裁への追及を強めました。
|
 |
事務総長交渉回答要旨
次年度の増員要求にあたって「令和6年度の増員をめぐる状況は、これまでにない極めて厳しいものになる」との認識を示しつつも、「事務処理を円滑に行うために必要な人員の確保に向けて最大限の努力をしていきたい」と回答しました。
|
 |
総務局、人事局、経理局、情報政策課(デジタル推進室)と交渉
次年度予算の概算要求にあたって、デジタル化も含めた人的態勢の充実及び各職種の増員を求めたことに対し、「裁判所全体および各庁の事件数や事件処理状況等をきめ細かく把握した上(中略)必要な人員の確保について引き続き努力していきたい」と回答しつつも、「2024(令和6)年度の増員をめぐる状況はよりいっそう厳しくなる」として、増員を取り巻く状況の厳しさを強調しました。
|
 |
全司法第80回定期大会のポイント
「集まり、対話する活動」の再構築を!
全司法は、7月23日から25日と8月9日に、第80回定期大会を開催し、向こう1年間の運動方針と財政方針等を決定します。今大会は、3年超にわたる新型コロナウイルス感染症が私たちの暮らし、社会や職場、組合活動に与えた影響について総括し、これからの運動を考える重要な大会となります。
最重点課題である組織の強化・拡大とさらなる要求前進をめざす観点から、大会議案について積極的な討議を呼びかけます。
|
 |
全司法大運動・27回目の請願採択!
次年度予算の概算要求にあたって、デジタル化も含めた人的態勢の充実及び各職種の増員を求めたことに対し、「裁判所全体および各庁の事件数や事件処理状況等をきめ細かく把握した上(中略)必要な人員の確保について引き続き努力していきたい」と回答しつつも、「2024(令和6)年度の増員をめぐる状況はよりいっそう厳しくなる」として、増員を取り巻く状況の厳しさを強調しました。
|