全司法新聞 2011年3月5日号(2122号) |
 |
 |
学び語り合った二日間 第17回中央労働学校
2月6〜7日、静岡県熱海市において第17回中央労働学校が開校されました。青年層を中心に、総勢76名が出席。国公労連秋山書記次長の労働基本権課題をはじめ、5つの講義と班別分散会討論で学習を深めました。
|
 |
国民世論の喚起が重要 秋山国公労連書記次長
冒頭、公務員制度改革をめぐる近年の経過を示したうえで、これまで行われてきた公務員制度改革の一貫した狙いについて、政権党に従属するモノ言わぬ公務員づくりを進めてきたものであると強調しました。
|
 |
自分達で考え主体性を持った活動を 柏木前青年協議長講義
労働組合とはどのような組織なのかという話から始まりました。職場に渦巻く組合員の不満を職場の要求として練り上げ、労働条件の維持・改善を図ることが目的であり、その要求を取りまとめるために、組合員同士の対話を重視して、連帯を深めて行く必要がある。
|
 |
助け合い支えあいの共済活動 松渕国公共済会専務理事講義
国公共済会松渕専務理事は、「労働組合は、組合員みんなが力を合わせて困っている仲間に手を差し伸べること」にあると強調されました。
|
 |
みんなは一人のために、一人はみんなのために 斉藤本部書記次長講義
最初に、労働組合活動の魅力を語る前提として、「労働組合とその魅力」について話がありました。
|
 |
職場実態を踏まえた運用を 森田本部書記長講義
裁判所における新たな人事評価制度は、「人材育成および任用の基礎とするための評価」と「給与・昇任等に活用する評価」の二つで構成されており、昨年10月から本格実施されたことから、これまでの経緯を含めて学習し、理解を深めました。
|
 |
労働学校に参加して 参加者の声
楽しかったです。議論が白熱して、分散会の時間が非常に短く感じました。
|
 |
内需拡大で景気回復を 2・10中央行動に7000人結
2月10日、東京・霞が関を中心に、全労連・国民春闘共闘などでつくる実行委員会が主催する「国民要求実現2・10中央総行動」が展開されました。
|
 |
大企業は社会的責任を果たせ 雪中の第32回トヨタ総行動
2月11日、愛知県豊田市で、トヨタ自動車に社会的責任を果たすことを迫る愛労連などでつくる実行委員会が主催するトヨタ総行動が開催されました。
|
 |
公務員の労働基本権〜交渉の対象A〜
前回に引き続き、協約事項(交渉の対象)について考えていきます。
|