自主的活動 花開け!
第11回 「朝ビラ」で広がった労働組合への信頼
和歌山支部
和歌山支部では、去る7月5日、実に十数年ぶりに朝ビラ活動にとりくみました。
朝ビラを実施することにしたのは、2019年3月末に当支部の組合員が当事者対応をめぐって通常の業務を行ったにもかかわらず、その実名と庁名をネット上の動画で曝された上で誹謗中傷されるという事件が起きたことが発端です。
これを受けて、当支部では当局に対して、使用者として職員に対する安全配慮義務を果たす観点から、動画の削除要請など、取るべき対応を求めて約1か月をかけて折衝を繰り返しました。しかし、当局の回答は「動画は表現の自由の範疇であり、何ら対応しない」というものでした。
この事案が起こった当時から臨時の教宣紙を複数回発行するなどして、組合員と情報を共有していましたが、複数の組合員から「同様の問題は今後ますます増えていくと予想されるのに、当局に職員を守る姿勢がないことは、未加入者にも広く知ってもらうべきではないか」との意見が出されたことから、7月5日の全国統一昼休み職場大会に合わせて、朝ビラ配布活動にとりくむこととしたものです。
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