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裁判所と労働組合
Q&Aコーナー
(1時間目)

裁判所と労働組合Q&Aコーナー
全司法労働組合青年協議会
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第1時間目 つづき(3/3)
裁判所ってどんなところ?

(児童E)「二人とも,昨日の昼休みは,最後までボクたちと一緒にサッカーしてました。」

(判沢先生)「翔くん,佐藤くん,間違いない?」

&佐藤)「…はい。」

(判沢先生)「クラスの決まりごとでは,昼休みが終わるまでに私のところに言いに来てくれないと,交代は認められないことになっているね。残念ながら,翔くんの言い分は認められないな。…ということで,昨日の黒板消し当番は,翔くんだね。じゃあ,今この黒板を消してくれないかな。」

(翔)「先生ごめんなさい。佐藤くんと適当に約束して,あとはサッカーに夢中だったから,言いに行くのをすっかり忘れてました…。佐藤くんもごめんね。すぐ黒板消します!」

(佐藤くん)「そうだったのか。ボクもサッカーに夢中で,約束したことをすっかり忘れちゃって,ごめんね。先生,ボクも黒板消し,手伝います!」

くんと佐藤くんは仲良く黒板消しの真っ最中)

(さくら)「うふふ。決着がついたみたい。でも先生,どうしてこんなにうまく決着がついたんですか?」

(判沢先生)「朝から,翔くん,佐藤くんはじめ,みんなにちょっとイヤな思いをさせてしまったね。ごめんよ。実は,今のみんなの会話が,今日の授業の一部なんだよ。」

(さくら)「ええー!?そうなんですか?どうしてどうして?」

(判沢先生)「みんなは,『サイバンショ』って漢字で書けるかな?『裁判所』って書くんだよ。字の意味を考えてみよう。『裁いて(さばいて)』『判断する(はんだんする)』『所』となるね。さっきの黒板消し当番の問題は,翔くんと佐藤くんの記憶があいまいで,二人だけではどうにも解決できない状態になっていただろう?そんなとき,二人の言い分を公平な立場で聞いて,判断して,決着をつけることが必要になってくるね。今回はその役目を私が担当したけど,社会の中の様々なもめ事に決着をつける役目は,この『裁判所』という所が担っているんだよ。」

(児童A)「へぇ〜。そうなんだ。なんだかおもしろそう。先生,もっと詳しく知りたいです。」

(判沢先生)「お,興味を持ってくれたみたいだね。じゃあ,この続きは,第2時間目にやりましょう!」

(つづく・・・)
   
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