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裁判所と労働組合
Q&Aコーナー
(1時間目)
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裁判所と労働組合Q&Aコーナー |
全司法労働組合青年協議会 |
つづき(2/3) |
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(判沢先生)「さーて,つまんないかどうか,それじゃあ始めようか。
でもその前にみんな,この黒板を見てほしいな。ほら,チョークの文字が残ったままだ。黒板消し当番の人は,どうしたのかな??」
(児童B)「ボクじゃないぞー。」
(児童C)「きっと昨日の当番が消し忘れたンじゃん。誰だよー。」

(さくら)「先生,昨日の黒板消し当番は…鈴木くんです。」
(翔)「…え,でもボク,昨日は佐藤くんと交代したんだよぉ。」
(佐藤くん)「え,そうだったっけ??記憶があんまりないな。」

(翔)「…えっとさ,昼休みにグラウンドで約束しなかったっけ?」
(佐藤くん)「…そうだったっけ??うーん,記憶があんまりないなぁ。」
(翔)「えー,どうしよう…。」
(判沢先生)「はい,そこまで。二人とも記憶があやふやで,これ以上話し合っても解決しそうにないね。じゃあ,ここはひとつ,みんなに協力してもらって決着をつけようか。」
(さくら)「決着って,どうするんですか?」
(判沢先生)「そうだな,じゃあ,さくらさん,きのう翔くんが当番だったことが,なぜ分かったのかな?」
(さくら)「それは,私が学級日誌をつけているからです。日誌にはその日のいろんな当番の人の名前が書いてあります。昨日の黒板消し当番の欄には,『鈴木翔』って書いてあるんです。」

(判沢先生)「なるほど。じゃあ,翔くんから誰かに当番が代わったというふうには書いてないかな?」
(さくら)「ええ,書いてありません。」
(判沢先生)「翔くんと佐藤くんが当番の交代を話しているのを聞いた人はいるかな?」
(クラス全員)「・・・・・」
(判沢先生)「翔くんと佐藤くんは,これ以上何も思い出せないかい?」
(翔&佐藤)「…はい。」
(判沢先生)「それでは,みんなで『クラスの決まりごと表』を見てみよう。はい,後ろの黒板を見てー。さくらさん,4つ目の決まりごとを読んでみて。」
(さくら)「はい。『当番を交代するときは,その日の昼休みが終わるまでに交代する人または交代される人が担任の先生のところに言いにくること』」

(判沢先生)「ありがとう。さて,昨日の昼休みには,翔くんと佐藤くんのどちらかが先生のところに来てくれたかな?」
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