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全司法本部は6月3日、2026年諸要求貫徹闘争における最高裁板津人事局長との交渉を実施しました。
人員、超勤縮減等、デジタル化、宿日直、備品整備については、前号に掲載したとおりです。今号ではそれ以外の課題を中心に記載します。

人事局長交渉の様子
共同親権制度
「引き続き、運用状況も踏まえ」て対応する
共同親権制度の導入に関わっては「引き続き、運用状況も踏まえた形で、手続案内における各庁における工夫例も含め、各庁に有益な情報提供を行い、あるいは意見交換の機会を設けるなど、その安定的な運用に資する様々な支援をしてまいりたい」と述べ、そのための人員についても「改正家族法施行後の審理運用の状況や改正家族法が各家庭裁判所における事件処理に与える影響等も注視しながら、引き続き家庭裁判所に期待される役割を適切に果たせるよう、必要な態勢の整備を検討していくことになる」と回答しました。
メンタルヘルス対策
「職員の健康保持に努めたい」
メンタルヘルス対策については「今後とも職員の健康保持にむけて職場としてでき得る配慮をしていくほか、ストレスチェックの集団分析結果についても必要に応じて活用しながら、できる限り職場環境の改善を図り、職員の健康保持に努めたい」と述べたうえで、「今後とも、職場できめ細やかな対応がとれるよう、管理職員等への知識付与・意識啓発に努めていきたい」と回答しました。
組織の見直し
「一般執務の指導監督が充実するよう目配りしていきたい」
組織見直し、営繕組織の見直し、給与等支給認定事務の集約については、改めて全司法の意見を聴取し、「誠実に対応」する姿勢を示しました。
また、組織の見直しによっても、部単位での検討や調整が一向に減らず、「中核的事務」に集中する体制にはなっておらず、事務の効率化につながっていないと指摘したのに対しては「引き続き首席・次席書記官の一般執務の指導監督が充実するよう目配りしていきたい」と回答しました。
専門性の付与と活用
事務官「研修内容の充実に努めたい」
書記官事務の統一(標準化)については「新たな制度が導入される際や事務処理を大幅に変更する必要がある場合には、引き続き、適切な事務処理を支援するために、必要に応じて、最高裁においてマニュアルや執務の参考となる資料等を作成し、ポータルサイトも活用しながら、職員へ周知するなど適切に対応していきたい」と回答しました。
事務官研修については「専任事務官の専門性の活用・付与等にむけて、今後とも研修内容の充実に努めたい」と述べ、研修そのものの整備を踏まえて、内容の充実に言及する回答を行いました。
電子速記タイプライターの製造元におけるメンテナンスが終了する事態に対しては「速記事務へ支障が生じないよう、最高裁に管理を変更した機器を不具合時の交換機として使用するほか、機器の更新も含めた対応を検討する」と回答して、「更新」に言及しました。
昇格
定数改定に向けて「最大限の努力」
人材確保に関わって「裁判所で働く全ての職員が仕事と生活の調和を図りながら、やりがいを持って生き生きと働けるよう、引き続き職場環境の整備に努めていきたい」との姿勢を示しました。
両立支援制度や女性の健康問題について、「新たに策定された行動計画」に言及して回答しました。同計画の策定にあたっては、全司法の意見が反映されています。
昇格については、2027年度予算での財務省との折衝にあたって「各職種の職責や役割等を念頭において、職員の勤務条件にも配慮しながら、最大限の努力をしていきたい」との姿勢を維持し、「可能な限り現在の昇格運用が維持できるよう努力したい」と回答しました。
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