全司法は、退職・採用・異動が集中する4月期を中心とした2月1日から5月31日までの間を組織の維持・発展にとって重要な時期であると位置付けて、異動対策や新採用職員の早期加入にむけたとりくみを強化し、すべての機関で組合員拡大に集中的にとりくむとしています。
今年度は、拡大強化月間終了までに4月期新採用職員の「5割以上の加入」をめざします。組合員一丸となって拡大に全力でとりくんでいきましょう。
「ワークブック」を使ってみんなで計画を立てよう!
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新採対策ワークブック |
組合員拡大強化月間では、まず計画を立てることから始めます。10月期のとりくみや昨年度のとりくみを振り返り、良かった点・悪かった点を見直し、直すべきところは改善しましょう。そのために、前回使用した「新採対策ワークブック」を見返しながら、とりくみに関わった人が集まって振り返りをする機会を設けてみてください。その上で、今年度の計画を立てていきます。今年度も「新採対策ワークブック」を使って、みんなで話し合いながら各支部・各職場独自の計画を完成させていきましょう。
また計画を立てるにあたっては、執行委員だけで作るのではなく、職場の組合員や青年層にも協力してもらい、一緒に作っていくことが大切です。「新採対策ワークブック」は計画を立てるにあたって何をする必要があるのかを記載しているので、加入したばかりの組合員も、役員ではない組合員も、みんなが同じ立場で議論できるようになっています。たくさんの組合員に関わってもらい、みんなで話し合いながら計画を立てていきましょう。
なお、この時期のとりくみは新採用職員に対するものだけではなく、総研修了生・入所生、異動に伴う転出者・転入者、再任用職員、役降りした職員、非常勤職員など多くの人がとりくみの対象となります。そのため、計画をしっかり立てて確実に実践していくことで、もれのないとりくみとしていくことが必要です。
「加入してほしい」と率直に伝えることが大事
とりくみを実践していくにあたっては、「対話」が重要です。特に、新採用職員へ働きかける際には「加入してほしい」と率直に伝えることが大事です。また、総研生、異動者、再任用職員、役降りした職員、非常勤職員に対しても、組合員のみなさんが、普段感じていること、考えていることなど「全司法に入って良かったと思っている」と自信を持って伝えることが大切です。加入して間もないから何を話せばいいか分からない、役員ではないから話すことがないなど、気にする必要はありません。みなさんがなぜ全司法に加入したのか、加入してみてどう思っているのかを話すことから始めてみてください。対話を通じてつながりを強め、加入につなげていくためにはみなさんの協力が必要です。
一緒に参加することで組合の活動が理解できる
組合員拡大強化月間のとりくみは、加入届をもらったらそこで終わりということではありません。ここから組合員として様々なとりくみに参加してもらうことが大切です。一緒に参加することで組合の活動を理解することができ、加入して良かったと思うことができるからです。
そうしたことから、この機会に支部の日常活動も振り返ってみてください。教宣紙は発行できているか、遅れることなく組合員に配付できているか、職場会を開催できているか、組合員の要求を把握できているかなど、これまでのとりくみを振り返り、新たに加入した組合員が加入して良かったと思えるような活動をしていきましょう。そうすることが、継続的な加入の呼びかけや加入後のフォローにつながります。
こうした日常活動を振り返る際にも「新採対策ワークブック」に記載している「継続的なとりくみの例」を参考にしてみてください。
組合員拡大は役員だけのとりくみではありません。職場にいるみなさんからの働きかけが大切です。日常的なあいさつなど日々の声かけをしてもらえることが大きな支えとなります。みなさんも一緒に、職場から働きかけをしていきましょう。
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