熊本県をはじめ、九州の大地震で被災されたみなさんにお見舞い申し上げます
全司法労働組合 中央執行委員会
熊本県・大分県を中心とした大地震で被災されたすべての方々にお見舞いを申し上げるとともに、被災地の裁判所の機能回復のために尽力されているみなさん、拠点となる福岡高裁をはじめ、復旧・復興支援のために奮闘されている各地の裁判所職員のみなさんに心から敬意を表します。
今回の大地震は、震度7を記録した本震をはじめ余震が続発し、発生後1週間の時点では、住宅損壊が約1万100棟、9万人以上が避難生活を送るという大きな被害をもたらすものとなっています。裁判所関係では、職員本人について数名の軽傷者がいることを除いて全員無事との報告がある一方、震源地付近の御船簡裁・高森簡裁が一時、閉庁となりました。
4月14日の地震発生からすでに一定の時間が経過していますが、大勢の方がなお、避難生活を続けておられ、現地の復旧・復興にはこれから長期間を要するものと思われます。震災による特別休暇や職務専念義務免除の措置も認められていますので、被災地のみなさんは健康に留意され、ご自身とご家族の生活再建を第一に、お仕事にとりくんでいただきたいと思います。
救援カンパにご協力を
全国の仲間のみなさん、全司法では現在、「今回の地震で被災された組合員を中心とする裁判所職員に対する救援」を目的とする「熊本地震・救援カンパ」にとりくんでいますので、ぜひご協力ください。詳しくは各支部にお問い合わせください。
また、被災地域の復旧・復興のためのとりくみ、被災者支援や震災対策強化などを政府等に要求する活動について、今後、全労連や国公労連などに結集をしつつ、すすめていきたいと考えていますので、組合員のみなさんのご協力をお願いします。