日を空けず、身近な職場の先輩が働きかけ
中国地連管内5支部全てで新採用職員が全員加入しました。
これは、2月1日の本部主催の組織対策会議で全国的な加入に向けた意思統一ができたこと、3月に実施した地連主催の組織部長・青年部長会議で具体的な加入に向けた準備状況を確認したこと、また、その場で「必ず新採用者を仲間に迎える」という意思統一が参加者全員でできたことが大きな要因です。
地連主催の会議では、事前に各支部が作成したプランニングシートに基づいて、これまでの勧誘の経験談について意見交換しました。
そこでは、これまでの経験上、よかった点として歓迎行事から日を空けず勧誘を行ったこと、勧誘は職場の席の近い先輩が行ったこと等が、また、反省すべき点として、声かけ自体はすぐに行ったが、加入に至らずその後の勧誘が不十分であったことや、全体の責任者を決めておらず、継続的な勧誘ができなかったことなどが挙げられました。
こうした議論を受けて、今年4月の勧誘では、全支部で早期の歓迎行事が開かれました。新採用職員一人ひとりに対応した席の配置の工夫をし、また、青年部の活動、特にレクリエーションや管内の若手同士の親睦会を紹介し、組合員同士の仲間意識の強さを伝えることができたこと、部署も採用年も違う者が仲良く自然に勧誘している雰囲気がよかったこと、支部書記長と青年部役員が分かりやすく組合の説明をしたこと等が加入につながったと、各支部から報告されています。
次は若手組合員へのフォローが大切
他の地連・支部においても、事前の計画の立案は十分にできていると思います。あとは、
「加入して。仲間になろう。」と言う明確な意思を表示することが必要なのだと思います。加入を呼びかける人は勇気を持って声をかけましょう。
中国地連の今後の課題は、加入した新採用者を含めた若手組合員へのフォローです。
つまり、全司法や裁判所のことを考える機会を提供してそれに参加をしてもらうことが大切だと考えていますので、加入を呼びかけた時と同じように全司法の行動や集会に「参加しよう。」という呼びかけをしっかりと行っていきたいと考えています。
そして、引き続き、組織の拡大に全力を挙げつつ、組織の強化にも力を入れていきたいと思います。
GW明け、職場で声をかけましょう!
4月期の新採用職員を迎えて、多くの支部で歓迎会や説明会(ガイダンス)が実施され、昨年より早いペースで加入がすすんでいる状況が全国から報告されています。
一方で、まだ加入しようかどうか迷っている人も少なくない様子が伝わってきています。
採用から1か月が経過し、ゴールデンウィークも明けたところで、新採用職員のみなさんに声をかけて、職場や仕事の様子を聞くとともに、全司法への加入を再度呼びかけましょう。とりわけ、職場で一緒に仕事をしている組合員のみなさんから声をかけていただくことが大切です。
新たに加入されたみなさんへ
新たに全司法に加入された新入組合員のみなさん、私たちはみなさんのことを心から歓迎します。
これから、仲間と交流し親睦を深める企画をはじめ、職場の要求をみんなで考えて作ったり、その実現のために行動したりと、みなさんに全司法から様々な呼びかけがあるかと思います。
そのなかでみなさんが「面白そうだな」と興味を持ったところからで結構ですから、私たちのとりくみにぜひ参加してみてください。
労働組合は関われば関わるほど、その役割の大切さが見えてきます。また、他の人とのつながりも広がっていきます。そういった機会をみなさんのこれからの職場生活に活かしていってください。
また、組合員は職場の中で家族のようなもの、何か気づいたことがあったり、困ったことがあったら、ぜひ気軽に声をかけてください。
全司法労働組合
組織部長 中矢正晴 |