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全司法新聞
 
13年ぶりに春の全国書記長会議を開催
全国の書記長が諸要求貫徹闘争期のとりくみを意思統一
 
 4月20日から21日にかけて、13年ぶりとなる春の全国書記長会議を熱海で開催し、全国の地連・支部書記長などのべ70人が参加しました。厳しい情勢が続くなかで労働組合の役割が重要であり、職場の仲間の声をしっかりと拾い上げ、要求を組織し、次年度概算要求に反映させる本部のとりくみ(諸要求貫徹闘争)の具体化を全体で意思統一しました。

 会議では、2013年諸要求貫徹闘争期における情勢を全体の共通認識とし、職場からのとりくみを強化して要求前進をめざすこと、あわせて、日常活動の充実をすすめるなかで組織強化・拡大を追求することを全体で意思統一することができました。
 1日目は、本部から諸要求貫徹闘争の意義・目的や、「職場総点検・要求組織運動」の具体的なすすめ方の実践。そのとりくみのなかで、未加入者を常に意識して組織強化・拡大も同時に追求することの重要性などを報告しました。
 その後、参加者は、6つのグループに分かれ、各支部の実情やとりくみについての意見交換、実践方法を討議し、経験交流などを行って、情勢や運動を職場から積み上げることの重要性などをお互いに確認し合いました。

全体討論での発言要旨

★2日間通して、元気をもらえたので、全国大会、地連大会、支部大会にむけて今回の会議をいいステップアップの機会にしていきたい。
★組織的な観点で、全司法というものをもっと知ってもらうために、中央労働学校等での学習会の講師の話などを動画配信してもらうと、現場で報告がしやすい。また、若い人がイメージしやすい柔らかい言葉を使う工夫も必要だと考える。
★今回の開催自体は大変に有意義であった。6つのグループ分けも共通した悩みをもつ書記長を集める形で、話もしやすかった。次回も是非、開催してほしい。
★全国の実情やとりくみ方が様々あることを知った。現場で生かせるものもあった。会議に参加してよかった。
★職場が忙しく、定時に帰ることが少ないなかで、組合活動をしている現状にある。今回、他の書記長の話を聞いて改めて職場で討議や説明をして、一人でも多く運動に参加してもらいたいと思った。職場会を開いて、上申書提出行動もやり遂げたい。
★他支部の話を聞いて頑張らないといけないと思った。若手から組合活動が分かりにくいと言われているので、帰ってから分かりやすいものを提示していけるようにしたい。
★職場に根ざした活動がいかにできるかにかかっていると思う。職場会のあり方、持ち方を執行委員会で提案していく。職場で何をしたらいいか組合員隅々までの具体化をはかりたい。組合員一人ひとりの意識を変えるには職場会が大事だ。
★他の書記長の報告などを聞いて大阪でも各闘争期にオルグが必要だと考えている。日常活動の充実や組織拡大を頑張っていきたい。
★支部によってやり方が様々であり参考になった。今後、愛知支部としては学習会を強めていきたいと思う。
★悩みを共有して、グチも言い合ったが、それへの解答もあった。他支部のいいところを「徹底的にパクって」やっていきたい。
 
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要求を職場から最高裁に
あなたの行動が職場を変える
 
 諸要求貫徹闘争は、次年度裁判所予算の概算要求にむけて全国長官所長会同を開催(6月19〜20日)し、裁判所の当面の政策と基本方針を固める重要な時期にあたります。
 全司法としても、当局の事務作業に遅れることのないよう職場から要求を積み上げ、各機関での交渉等を通じて当局に要求の正当性を認識させながら、次年度の概算要求により多くの要求を盛り込ませることが求められています。
 全司法は、2013年諸要求貫徹闘争における全国統一要求を組合員全体のものとし、6月17日からの最高裁とのヤマ場交渉(三局一課、人事局長、事務総長)にむけ、職場から組合員のエネルギーを結集して要求実現をめざす全国統一行動として、「組合員一人ひとりの上申を求める要請書提出行動」にとりくみます。
 この行動の意義・目的は、組合員一人ひとりが「要求実現の担い手」となり、職場長(首席や課長等)に職場や個々の要求の切実性と正当性を理解させるとともに、職場長から所属長(長官や所長)へ、所属長から最高裁へと私たちの要求を上申させ、要求の前進(実現)をめざすことにあります。

あなたの行動が職場を変える

 同行動にとりくむにあたっては、(1)各級機関で十分な意思統一をはかること、(2)職場会を必ず実施し、改善すべき職場の問題はないか、職場の重点要求は何かを全体で議論すること、(3)個々の組合員の要求だけではなく、職場全体の要求を記載することが必要です。その結果、職場の問題意識や要求の正当性を職場長に直接伝えることができます。
 あわせて、組合員同士の議論を通じて、要求の切実性と正当性に確信を持ち、一人ひとりの意識の向上をはかることで職場が活性化し、組織力量を高めていくことにも繋がりますし、未加入者も含めた要求の吸い上げを追求することで、全司法のとりくみへの理解と協力を深めていくことにも繋がります。要請書提出行動を「全司法組織の足腰を鍛える」行動と位置づけ、各職場で具体的な計画を立ててすすめながら、組合員一人ひとりが「組合活動に参加している実感を持てる」とりくみにしていきましょう。
 
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核廃絶の流れを揺るぎないものに
国民平和大行進に1歩でも参加しましょう
 
 広島・長崎の被爆から68年目の夏を迎えようとしています。潘基文国連事務総長が、2020年までに「被ばく者とともに核兵器の終わりを祝おう」と呼びかけ、「核兵器のない世界」の実現を約束したNPT(核不拡散条約)の次の再検討会議も、あと2年と迫っています。
 55回目を迎えた国民平和大行進は、5月6日(月)に東京・夢の島と北海道・礼文島の出発を皮切りに、幹線11コースと県内網の目行進が予定されています。また、原発ゼロや9条を守る運動と協力を広げ、東北6県を結ぶ被災地連帯行動にもとりくむことになっています。
 国民平和大行進は、“ノーモア・ヒロシマ!ノーモア・ナガサキ!”“核兵器のない世界を”と核兵器廃絶を訴えて、文字通り全国を歩く行進です。1958年6月に被ばく地広島から東京へ、1,000キロの道のりを歩く最初の平和行進が行われました。
 以来この半世紀以上、雨の日も風の日も毎年休まず行進は続けられ、いまではすべての都道府県と7割を超える自治体を通過し、毎年10万人が参加する国民的行動となっています。核兵器廃絶を願う人なら誰でも参加できる行動です。
 核兵器廃絶をめざして、みなさんもぜひ、職場の仲間や友人、ご家族と一緒に、核兵器廃絶にむけて平和行進に参加しましょう。
 
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5・28中央行動へ参加しよう
 
 第1次最賃デーと位置付け、賃金と雇用の改善をめざした5・28中央行動が東京で開催されます。全司法は、独自学習会を開催しながら、特定地連・支部上京団を組んで、要求実現をめざします。
 
 
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