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  トップページ > 全司法新聞 > 2008年9月 > 2063号
 
全司法新聞
 
時短の早期実施を
本府省手当撤回し、燃料費に回せ
 
 人事院は8月11日、国家公務員の給与と勤務時間に関する勧告ならびに報告を国会と内閣に対して行いました。勧告は、俸給表・一時金について改定を見送る一方、「本府省業務調整手当」の新設、所定内勤務時間を1日当たり15分短縮する(実施時期2009年4月1日)ことなどを内容としています。給与改定見送りは2年ぶり。時短は完全週休二日制導入の1992年以来です。
 報告では、超過勤務の縮減やメンタルヘルス対策、非常勤職員の処遇、給与構造見直し後のとりくみ、新たな人事評価制度導入に伴う勤務実績の給与への反映の推進等について、明らかにしました。今後人事院の検討状況を注視していく必要があります。

 賃金については、諸物価の高騰による生活の悪化や定員削減、行政需要の複雑・困難化に対応する厳しい労働実態を直視せず、俸給表・一時金を据え置いたばかりか、官民較差が1万円以上ある初任給すら改定しなかったのは、極めて不満な勧告といえます。
 08春闘の結果は昨年をわずかに上回っている水準にも関わらず、結果わずかな較差となったのは、定員削減による新採用抑制や退職年齢の伸びによる平均年齢の上昇傾向(昨年と比べて0・4歳上昇)によるところが大きいとの見方もあります。
 本府省業務調整手当の新設については、本府省の職場実態を放置し、「金」でなんとか人材を確保しようとする態度であり、公務部内でも理解と納得が得られるものではありません。
 時短勧告については、「昼休みも休めない」実態や家庭責任を担う組合員等からの切実な要求に基づいて、全国一丸となって粘り強くとりくみをすすめてきた結果であり、大きな成果といえます。
 引き続く公務員バッシングによって公務員の労働条件に厳しい視線が注がれている中ですが、今後、勧告の早期実施と関連する法改正等制度の整備を含む必要な環境整備について、政府・人事院に対する追及を強めていきます。また、使用者責任に基づく、裁判所当局に対する交渉、協議を強めていきます。
 人事評価制度については、「評価制度と評価結果の活用に関する基本的な枠組み」を明らかにしました。今後、行政府省のリハーサル試行の結果やそれをふまえての人事院の動向、裁判所における第2次試行の結果及びこれらの検証をふまえての裁判所当局の動向等を注視しつつ、機敏に対応していくことが求められています。

2008年勧告の主な内容
本年の給与勧告のポイント
月例給、ボーナスともに水準改定なし
@ 民間給与との較差(0.04%)が極めて小さく、月例給の改定を見送り。
A 期末・勤勉手当(ボーナス)も民間の支給割合と概ね均衡
B 給与構造改革の着実な実施−本府省業務調整手当を新設
官民給与の比較
約11,000民間事業所の約44万人の個人別給与を実地調査(完了率89.0%)
調査対象事業所数を約900事業所増加させ、企業規模100人未満の事業所もより綿密に調査
〈月例給〉 官民の4月分給与を調査し、主な給与決定要素である役職段階、年齢、学歴、勤務地域の同じ者同士を比較
官民較差が極めて小さく俸給表改定は困難なこと、諸手当についても改定する特段の必要性が認められないこと等を勘案して、月例給の水準改定を見送り
官民較差
136円0.04%〔行政職(一)・・現行給与387,506円 平均年齢41.1歳〕
〈ボーナス〉 昨年8月から本年7月までの1年間の民間の支給実績(支給割合)と公務の年間支給月数を比較
民間の支給割合
公務の支給月数(4.50月)と概ね均衡
その他の課題
@ 住居手当
自宅に係る住居手当は来年の勧告に向けて廃止を検討
借家・借間に係る住居手当は高額家賃負担職員の実情を踏まえ、引き続き検討
A 単身赴任手当
経済的負担の実情、民間の同種手当の支給状況を考慮して改善を検討
勤務時間に関する勧告のポイント
職員の勤務時間を1日7時間45分、1週38時間45分に改定(2009年4月1日実施)
職員の勤務時間は民間と均衡させるべきもの。民間の労働時間は職員の勤務時間より1曰15分程度、1週1時間15分程度短い水準で安定
勤務時間の短縮にあたっては、これまでの行政サービスを維持し、かつ、行政コスト増加を招かないことが基本。公務能率の一層の向上に努める必要
勤務時間の短縮は、仕事と生活の調和にも寄与
 
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青年パワー大爆発 総勢104名参加で
せいふう祭りin宮崎 大成功!
 
 どうも、九州地連青年対策部長の諸岡です。今回は宮崎支部の蓑田さんと一緒に第3回せいふう祭りの実行委員長をやらさせていただきました。
 さてさて、九州では8月23日、24日の2日間「せいふう祭り」を開催しました。
 せいふう祭りっちゅうのは、3年に1度、九州の青年が大集合してとにかくはしゃぎまくるお祭りです。今回は、本部の氏川青年協議長、お隣の山口支部の青年も招いて、今全国で一番HOTな宮崎で開催しました。
 どんなことをしたかというと、移動の貸切バスではゲームをしたり、学習会をしたりしながら、南郷プリンスホテルに向け出発!気がついたらアッという間にホテルに到着…ここからが九州パワーが大爆発! 貸切のプライベートビーチで大運動会!4チームに分かれて、ビーチフラッグ、ボートリレー、26人27脚と、とにかくみんな泥だらけになりながら大はしゃぎ!(本当久々にあんなに体を動かしたばい…)
 運動会が終わると、これまた貸切のビーチをバックにプールサイドで宮崎牛や地鶏のバーベキュー(すげぇ美味かったなぁ〜)。みんな飲んで食って大騒ぎ!そんで、九州のいいところは、一緒に酒さえ飲めば、みんな友達になるところ。みんな最後は酒持ってウロチョロしよったもんね(笑)
 バーベキューが終わると、ビーチでキャンプファイヤー&花火大会。この頃からポツポツ雨が降ってきたけど、そんな雨、テンションの上がったオレ達にはノープロブレム!雨に打たれながら、打ち上げ花火を打ちまくり、最後にフォークダンスを踊って1日目が終了しました。いや、終了せずに朝までみんなドンチャン騒ぎやったね(また、みんな飲もうね!)。
 そして、2日目、少し酔っぱらったまま、毎年巨人軍が必勝祈願に訪れる青島神社と東国原知事で有名な宮崎県庁を観光してきました。
 まだ、書きたいことはいっぱいありますけど、こんな感じで今回のせいふう祭りは無事に終わりました。とにかく九州はみんな元気やね!この元気が組合を元気にして、職場を元気にしてるんやと思います。オレは、九州のこういう雰囲気が大好きやね。そして、九州から全国にこの「元気」を伝染させようと思ってます。今回のせいふう祭りには、100名以上もの青年が参加し、九州には新たな「絆」が生まれました。それが大きな「輪」となり、今後の全司法、裁判所を支える強い「団結力」になるものだと信じています。
 最後になりましたが、今回のせいふう祭りを応援してくださった皆さん、宮崎支部実行委員の皆さん、そして、響観光バス、南郷プリンスホテルのスタッフの皆さん本当にありがとうございました。九州は大丈夫です!元気と勢いだけはどこにも負けませんから(笑)
 
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