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全司法新聞
 
16日のプレート行動は中止 08年要求 誠実回答を引き出す
最大限の努力姿勢を評価
16日に昼休み職場大会を実施
 
 08年諸要求貫徹闘争は、全国統一要求の前進をめざし、7月16日に「早朝時間外職場大会と引き続く全1日のプレート行動」を配置して、最高裁との一連の交渉を積み重ねてきました。本部は、最高裁の回答を評価し、当初案を変更し、「7月16日のプレート行動を中止し、昼休み職場大会(報告集会)を開催する」との本部原案を決定し、機関・職場の意見を聞いた上、7月8日に正式決定しました。

 全司法は、2008年諸要求貫徹闘争として、最高裁が8月末に行う次年度概算要求に向けて、人員や執務環境、昇格など全国統一要求の前進をめざして、組合員一人ひとりの上申闘争や各地連・支部での交渉などの独自のとりくみ、2次にわたる全国統一総決起集会などを展開し、3回の給与課長交渉や6月下旬の一連の交渉を実施しました。

 本部は、6月23日から26日までの最大山場における総務・人事・経理局・情報政策課交渉、人事局長交渉、事務総長交渉で全国統一要求の前進にむけた追及を強めました。
 最高裁は、増員について、来年5月21日から実施される裁判員制度も見据えて、必要な人員の確保や執務態勢の整備をはかっていく必要があるとしたうえで、「人的態勢整備の必要性を粘り強く主張」し、「必要な人員の計画的な確保に向けて、最大限の努力をしていきたい」との姿勢を示し、要求にあたっては「家裁や支部及び簡裁、検審を含めた職場の実態」等への配慮の姿勢を示しました。
 また、公務員制度改革及び裁判所における新たな人事評価の試行について、引き続き全司法と誠実に対応していく姿勢を示しました。
 さらに、参事官室提言の具体化、行(二)職の処遇などで前進回答を引き出しました。
 級別定数の拡大については、これまでと同様に「最大限の努力」の姿勢を示しました。
 本部は、6月27日、拡大中央執行委員会を開催し、一連の回答を一定の到達点を築いたと評価し、「プレート行動は中止し、7月16日全国統一昼休み職場大会」を実施する本部原案を決定しました。
 これをうけ地連・支部で討議した結果、圧倒的機関が本部原案を支持したことから、7月8日の中央執行委員会で原案どおり決定しました。

事務総長の回答(要旨)

増員・欠員補充
 裁判員制度をはじめとする、司法制度改革の具体化に対して、「裁判員制度について適正迅速な裁判を実現していくためには、できる限り効率的な運用方法等を模索することと併せて、必要な人員の確保や執務態勢の整備も図っていく必要がある」として、引き続き人員の確保に加え執務態勢の整備にふれた前向きな努力姿勢を示しました。
 概算要求に向けては、「家裁や支部・簡裁、検審を含めた職場の実態」を十分踏まえた上、「休暇等の取得や健康管理の面にもきめ細かく配慮し」「人的態勢の整備の必要性を粘り強く主張し、その事務処理のために必要な人員の計画的な確保に向けて、最大限の努力」をしていくとの積極的な回答を行いました。

「国民のための裁判所」実現
 人的・物的な充実めざし一層の努力と全司法との十分な協議を求めました。
 これに対して、「職員の勤務条件も考慮しながら、適正迅速な裁判、国民に利用しやすく分かりやすい裁判の実現に向けて検討を進めるとともに」、「職員及び職員団体の意見も踏まえながら、人的・物的な面を含めた環境の整備」に努める姿勢を示し、裁判員制度は「円滑に実施できるよう、総力を挙げて取り組んで」おり、「職員団体にも検討状況を伝えていく」姿勢を示しました。

公務員制度改革
 成立した公務員制度改革基本法に基づく具体的な制度検討にあたっては、裁判所の特殊性をふまえ「適切に対応したい」と述べた上、「職員及び職員団体と誠実に対応していきたい」と回答しました。
 新たな人事評価制度についても「その検討に当たっては、職員及び職員団体と誠実に対応していきたい」と回答しました。

労働時間短縮・職員の健康管理
 健康では、「引き続ききめ細かな配慮をしていきたい」とし、超勤縮減、休暇の取得しやすい環境整備は、「環境の整備に向けて下級裁を指導」との従前回答で、勤務時間の短縮では、「人事院の検討状況を見守っていきたい」と回答しました。

権利
 これまで同様、引き続く全司法との誠実対応の姿勢を明らかにしました。
 
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第27回全司法機関紙コンクール審査結果
 
 今年度で27回目を迎えた全司法機関紙コンクールは、7月2日(水)審査が行われました。今回の応募紙は48紙でしたが、(1)機関紙を活用した組織活動を行い、個性的に豊かなとりくみをしている。(2)みんなの声や職場の実情を取り上げる機関紙が増えている。(3)見やすい機関紙づくりの努力をしている等の特徴が見られました。
 審査では、(1)第1部門(地連・支部)(2)第2部門(分会)(3)(階層・職種他)とし、組織強化の柱として支部・分会・階層などのすべての部門において機関紙活動の充実に奮闘した、福岡支部に「機関紙大賞」を授与することにしました。各部門の入賞作品は表のとおりです。
 また、昨年から機関紙を補強するとりくみとして、各支部・地連作成のホームページのコンクールを行うこととしましたが、応募のあった中部地連が優秀賞となりました。
 表彰は、7月21日からの第65回定期大会3日目に行います。各級機関紙が、職場の実態や要求と結びついた運動の牽引車として役割発揮を期待します。

入選作品

機関紙大賞 福岡支部の教宣活動

【第1部門‐地連・支部】
 最優秀賞 『全司法大阪』 大阪支部
 優秀賞  『東京地連ニュース』 東京地連
 優秀賞  『全司法中部』 中部地連
 優秀賞  『龍馬』 高知支部
 優秀賞  『全司法福岡』 福岡支部
 特別賞(1000号賞) 『全司法旭川』 旭川支部
 
【第2部門‐分会】
 最優秀賞 『こぶし』 福岡支部福岡分会
 優秀賞  『日刊するが』 静岡支部静岡分会
 優秀賞  『みやこんじょ』 宮崎支部都城分会
 優秀賞  『城鐘』 宮崎支部延岡分会
 努力賞  『れいめい』 京都支部家裁分会
 努力賞  『気流』 福岡支部小倉分会
 
【第3部門‐青年・女性・職種等】
 最優秀賞 『せいねん』『うつるんるん』 福岡支部青年部
 優秀賞  『てべなん』 札幌支部青年部
 優秀賞  『南風R』 鹿児島支部青年部
 優秀賞  『ちゃっきり娘』 静岡支部女性部
 優秀賞  『あゆみ』 愛知支部女性部
 優秀賞  『日向かぼちゃ』 宮崎支部女性部
 特別賞  『Peace』 静岡支部平和対策委員会
 努力賞  『書記官対策ニュース』 札幌支部書記官対策委員会
 
【ホームページ部門】
 優秀賞  中部地連HP
 
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