真冬の大地から 真冬の大地から晩秋の大都市へ。北海道・旭川から私とKの二名が上京団行動に参加しました。移動手段は常に車という私たちにとっては複雑すぎる交通網を駆使し集合場所の総務省前に辿り着くと、全司法の旗以外にもいろいろな旗が揚がっていて、やはり組合にとって数の力は大切なんだと実感させられました。 各団体の決意表明等が始まると、参加者全体に連帯感が生まれてきたように感じました。他官庁もそれぞれ独自の問題を抱えていることが分かり、お互いに力を合わせて闘っていかなければという意欲が湧いてきました。その中で特に印象に残ったのが、世間では公務員の人件費が税金の無駄だと叩かれているのに、いざ公務員とその給与を減らしても国の借金は増えるばかりだという話でした。莫大な国債の原因を私たち労働者に押しつけることには納得がいきませんでした。 空腹のせいもあってか怒りが頂点に達したところで、日比谷公園に移動。そこでは今回の参加者全員が集まり、集会を行い、さらに焼きそばを食べて気分を持ち直したところで,団結ガンバロー!国会へデモ行進に向かいました。 当日は、世間では寒さに強いと思われている道産子の私たちですら凍えるほどの寒さだったのですが(東京は暖かいと思い薄着で来たせいもあります)、全国の仲間とともに公務・公共サービスの充実等を訴えました。北国特有の問題としては、原油の高騰にもかかわらず寒冷地手当が引き下げられているということがあります。今後も各種要求の実現に向けて、精一杯活動する必要があると改めて実感しました。(旭川支部 E)
初めての上京団 「11・28中央行動は秋期の重要な行動なので、全支部から参加しましよう!」との言葉に、初めて中央行動に参加しました。 集合時間までにビラを配る単組もあり、霞ヶ関界隈は寒さも吹き飛ばす勢いです。 全司法の集まりに入ると、方言も聞こえ、全国から集まっている実感がします。国公労連や自治労連の仲間が結集し、総務省の前はすでに埋め尽くされていました。 中央行動が始まり、労働者を取り巻く厳しい状況が訴えられます。国体開催県からは地元の大変さが伝わってきました。最低賃金の引き上げ等訴えました。 続いて財務省前でも独立行政法人や地方自治体の状況改善を求めて行動を行い、曰比谷野外音楽堂に移動して中央集会が開催されました。各組合が幟(のぼり)を持ち大勢結集しました。 厳しい予算削減の実情、生存権さえ脅かす病院の削減、全国の働く仲間からの叫びが集まります。連帯することの大切さを肌で感じる集会でした。 続いて国会請願デモが行われました。街路樹が見事に色づく中、長いデモが続きます。 デモを終え、最後に、全司法石橋中央執行委員長のテンポの気持ちよい団結頑張ろうで、これからもがんばろーと仲間が全国に帰って行ったのでした。 (鳥取支部 F)